2014年1月29日水曜日

Cement

通常、型には耐火石膏を使い、ひとつの作品にひとつ(例外はありますが)の型を用意します
型を崩しながら焼きあがったガラスを取りだすので、使い回せないのです
ただ、現在制作をしている片型焼成のお皿は型を崩さずにガラスが取り出せるので、ひとつずつ型を作る手間を省くためにセメントで型を作っています
石膏よりもセメントのほうが粒が大きいので型肌が荒くなってしまうデメリットはありますが、今回の作品ではそのデメリットはあまり気になりません
セメントに水を足して、じゃりじゃり混ぜ合わせる作業はとてもガラス工芸をしてるとは思えない!
完全に水分が抜けて乾かないとガラスを詰めて焼成できないので、使えるようになるのはまだまだ先になりそうです