2011年10月7日金曜日

Pate de verre

現在一か月に二回、自由が丘にあるパート・ド・ヴェールの教室に通っています
パート・ド・ヴェールとは、フランス語で「ガラスの練り粉」という言葉の意味のガラス工芸です
油土などで成形したものを耐火石膏で型取り、ガラスの粉を敷き詰め炉に入れて溶融成形するという技法です
油土を練っていると無心になれるし、ガラスの粉を小さいスプーンやはかりなどを使って調合する作業は実験のようでとても楽しいです
まだ、どのくらいの割合で調合したら、どんな色合いになるのかわからないので焼き上がりがとても楽しみです

今後、パート・ド・ヴェールとステンドグラスを組み合わせたものを制作していきたいと思い、あれこれ考えたり試作したりしています
ただ容積を出す計算やガラスの割合を出す計算など、もう出会うことはないと思っていた「数学」にこのようなかたちで再会するなんて思ってもいなかったので、苦手な数学、そして計算をしているときだけは頭が痛くなってしまうのです・・・

本日より開催されるHALI'S Studio Sessionに参加いたします
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ
週末は、自由が丘女神まつりも行われるそうですよ
詳細は、NEWSページをご覧ください

2011年10月6日木曜日

Emily Kame Knguwarreye

わたしの大好きな女流作家、エミリー・カーメ・ウングワレー
彼女はオーストラリア先住民族アボリジニの出身で、オーストラリア中央部のユートピアと呼ばれる砂漠地帯でその生涯を過ごしました
彼女が絵画とという表現に出会ったのが78歳、その後死去するまでの8年間に3000点もの作品を制作したそうです

彼女を知るきっかけとなったのが2008年に国立新美術館で行われた展覧会
それまで彼女も彼女の作品も知らなかったわたし
彼女の目には、この世界はどんな色に映っていたのだろう、と画集を開くたびに思います
今になっても、もう一度観たいと思う心に残る作品たちばかりでした

2011年10月5日水曜日

BOX&NEEDLE

プレゼントが入っていたり、お菓子やアクセサリーなどが入っていた箱をなかなか捨てられずにいるかたは多くいらっしゃるのではないでしょうか
何を隠そう、わたしもその中の一人です
そんな箱好きに、心ときめくお店があります
それは、2009年に世田谷区二子玉川に世界初の箱専門店としてオープンしたBOX&NEEDLE

 お店の母体となるのが、創業95年になる京都の老舗紙器メーカーで、こちらのお店で扱っているすべての箱は職人さんたちが手作業でつくったものだそうです
世界中から集められたという紙たちは、どれも素敵なものばかり
わたしは、木馬が描かれているものを選びました

小さいものやまあるいもの、引出しがあるものからティッシュの箱まで!そのデザインは様々です
箱以外の小物も多く、何度でも足を運びたくなる素敵なお店です

2011年10月4日火曜日

BULLSEYE

ステンドグラスで使用するガラスは、ココモ・オセアナ・スペクトラム・ウィズマーク・ウロボロス・サンゴバン・ヤカゲニー・ランバーツ・フリーモントなどそれぞれのメーカーによって全く個性が違います
どのメーカーのガラスもとても素敵で見ているだけでうっとりしてしまうのですが、わたしが好んで使っているのがアメリカにあるステンドグラス用板ガラスメーカーのブルズアイ社のものです
ブルズアイは、フュージング(電気炉で焼き付け融着させる技法)用ガラスに早くから力を入れていて、ガラスの板厚は1.6mm・3.0mm・6.0mm、さらにフリット・パウダー・フラクチャー・ストリンガー・ガラス棒など幅広い品揃えも大きな特徴です
透明感のあるもの、模様が入っているもの、いろいろありますが、わたしは不透明なクレヨンのような色のガラスがお気に入りです
ランプやトレーなどを作るときに出る端ガラスはフュージングに使えるので、二度おいしいガラスでもあるのです



2011年10月3日月曜日

Pretzel

わたしが食べ物の中で、いちばん!と言っていいほど好きな‘かたち’のプレッツェル
語源はラテン語ブラーキテッルムbrachitellumに由来し、その語源はbracchium「腕」で、腕組みをしたような形を示しているのだそうです
しかし、起源や独特の形の由来はっきりとはわかっておらず、いろいろな説があるのだとか

ハート♥の形のようで、三つの穴があいていて、真ん中がぐるっとねじれていて、プレッツエルの形はなんとも不思議でおもしろくて気になります
思わず、ステンドグラスのモチーフにしてしまったほどです

ちなみに、こちらのプレッツェルはAuntieAnne'sのもの
キャラメルやチーズのディップをたーっぷりつけて食べます
10月5日からは、メープルプレッツェル&チョコレートディップが発売されるらしいですよ!
楽しみ!

2011年10月2日日曜日

Save Kasama Potters

チャリティー「はしおき」を販売し、震災で壊れた笠間焼の窯の復興支援をされているのがSave Kasama Pottersの方々です
笠間では、薪窯をはじめとする窯への被害が大きかったそうです

わたしも少しではありますが、お力になれればとお花のかたちの「はしおき」を購入させていただきました
色もかたちも、とても気に入っています
たくさんの方々の、いろんな想いが込められた「はしおき」、大切に使わせていただきます

2011年10月1日土曜日

LE KLINT

北欧生まれのランプシェードとして世界中で愛されている、レ・クリント
1枚の特殊プラスティックペーパーを手で折りあげて作っているというから驚きです

 
シンプルでありながら、ユーモアも感じられるデザインは、わたしの目指すところでもあります
これからも、長い付き合いになりそうなお気に入りのひとつです